悲願の初優勝を狙うマンチェスター・シティー(イングランド)が、ホームで王者レアル・マドリード(スペイン)に4-0で勝利し、2戦合計5-1で2度目の決勝(6月10日・イスタンブール)進出を果たした。
マンCは、キックオフ直後から終始主導権を握り、前半23分に先制ゴールをゲット。同37分、後半31分、同46分にも追加点を決めて王者を突き放した。前回大会準決勝で2戦合計5-6で敗れた因縁の相手を下し、悲願の初優勝に向けて歩みを進めた。
力強く振り抜いた一発だった。前半23分、ゴールの右側でMFケビン・デブルイネの縦パスを受けたMFベルナルド・シウバが左足を振り抜き、ニアサイドに突き刺して、先制。大歓声をあげる地元のファンに向けて何度もほえた。シウバは同37分にもこぼれ球をヘディングで押し込み2得点の大活躍。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ「とても美しい夜になった。厳しい試合になることは分かっていたが、ホームでRマドリードに4-0で勝つことができた」と喜んだ。 20-21年シーズン以来の決勝進出を決め、「再び決勝に進むことができてすばらしい気分だ。うまくいけば、今回は我々が優勝できるだろう」と願った。
昨季も準決勝でRマドリードと対戦。第2戦の後半45分から立て続けに2点を奪われて延長戦に持ち込まれ、2戦合計5-6で敗れた。今回も第1戦が1-1だったことから拮抗(きっこう)した展開になるかと思いきや、予想外に大差がついた。前半の2点に加え、後半31分にFKから相手のオウンゴールで追加点を決めると、試合終了間際の同46分に途中交代で入ったばかりのFWアルバレスが決定的な4点目をたたきこんだ。
マンCのグアルディオラ監督は、「昨年の敗戦はとても痛かった。多くの人が選手たちの特徴のなさを話していたが、我々がいかに優れているかを示すことができた。CL決勝に進出したことを祝わねばならない」と満足げに振り返った。
決勝では、13季ぶりの優勝を狙うインテル・ミラノ(イタリア)と戦う。「正直、イタリアのチームとの決勝は最高の贈り物です。彼らはとても競争力がある。我々には精神的に準備する時間がある」と次を見据えた。
◆前回大会準決勝VTR マンチェスターで行われた第1戦ではデブルイネの1ゴール1アシストなどで、マンCが4-3で先勝した。マドリードでの第2戦もマフレズのゴールでマンCが先制。2戦合計5-3とリードした。だがRマドリードは後半45分、同ロスタイム1分とロドリゴが奇跡の2発をマークして延長戦に突入。延長前半5分にベンゼマがPKを決めて2戦合計6-5で決勝進出を果たした。

