バルセロナは24日、スペイン代表DFジョルディ・アルバ(34)が今季終了後に退団することを発表した。

スペイン紙スポルトによると、ジョルディ・アルバの契約は来年6月30日まで残るものの、シャビ監督就任後、チームにおける重要性が大幅に低下していったため、今季限りでバルセロナを離れ、新たな冒険をすることを決意したという。

ジョルディ・アルバはバルセロナの下部組織育ち。バレンシアでスペインリーグデビューを果たし、素晴らしい活躍を見せた後、12年夏に移籍金1400万ユーロ(約21億円)でバルセロナに復帰した。それ以降、長年に渡って左サイドバックとして不動の地位を築き、クラブが近年収めた成功の一端を担っていた。しかし11季目を過ごす今季はバルデの台頭があり、徐々にレギュラーとしての地位が失っていった。

ジョルディ・アルバはバルセロナでこれまで、公式戦458試合に出場し、26得点91アシストを記録し、19タイトルを獲得している。これにより今季、バルセロナからブスケツとともに2人のレジェンドが去ることになった。(高橋智行通信員)