韓国サッカー協会(KFA)は14日、9月に開幕する杭州アジア大会男子サッカー韓国代表メンバーを発表した。U-24韓国代表の黄善洪(ファン・ソンホン)監督(55)はこの日、マジョルカから移籍金2200万ユーロ(約34億円)でパリ・サンジェルマンに移籍したMF李康仁(イ・ガンイン=22)ら、欧州組4人を含む22人を選んだ。オーバーエージもフルの3人選出した。

アジア大会は、IMD(国際マッチデー)ではないため、代表招集への強制力がない。直前合宿期間を含め約1カ月の長丁場になるが、同時期はフランスリーグのシーズン中のため、パリSGの許可がないと招集はできない。

黄善洪監督は「マジョルカとは調整ができていたが、パリ・サンジェルマンとはまだ最終調整が残っている」と話した。韓国サッカー協会(KFA)関係者によると、李康仁はパリSGと28年までの5年契約を結ぶ際、アジア大会出場の特別条項を盛り込んだようだ。

李康仁が、アジア大会出場を熱望する理由は、同大会で優勝すると、兵役が免除されるため。トットナムFW孫興民(ソン・フンミン)も18年ジャカルタ・アジア大会で優勝し、免除されている。韓国は成人男子には約2年間の兵役義務があるが、アジア大会金メダル、五輪銅メダル以上なら、兵役が免除される。

パリSGにとっても、李康仁が兵役免除された方が今後、他のクラブへの移籍交渉があった場合、有利に交渉が進められる利点がある。