元鹿島アントラーズの石井正忠監督(56)が率いるタイ代表(FIFAランキング113位)が、AFCアジアカップ(アジア杯)第2戦でオマーン代表(同74位)と対戦し、0-0で引き分けた。勝ち点4として、目標の決勝トーナメント進出に向けて、1歩前進した。
初戦で2得点のFWスパチャイや、北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク、ヴィッセル神戸や横浜F・マリノスでプレーしたDFティーラトンが先発に名を連ねた。試合は、オマーンが多くボールを握る展開も、タイが組織的な守備で2試合連続無失点に抑えた。石井監督は「オマーンに対して勝ち点3を取ることを目標にゲームに入った。ただそう簡単にはいかない。勝ち点1を取りに行くという形に切り替えた。そういうゲームを選手も理解してくれて、しっかり90分戦ってくれたのが非常によかった」と振り返った。
中東相手ということもあり、アウェーの雰囲気だったが、のまれなかった。14日には、日本が大アウェーの雰囲気でイラクに1-2で敗戦。石井監督は、母国の結果を受けて「やはり日本とか韓国に対してはどこのチームは別な気持ちを持って戦ってきているんじゃないかと思っている」と分析。この日は、応援を背に、オマーンが果敢に勝ち点3を狙ってくることが予想されたため、「試合の入りは厳しいものになる」と選手には伝えたという。「どうにか勝ち点1を取れましたけど、タイ代表の選手は能力がある。勝ち点3につなげないといけないと感じました」と話した。

