プレシーズンマッチ「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で来日したプレミアリーグ王者リバプールが29日、横浜F・マリノス戦(30日午後7時30分キックオフ、日産スタジアム)に向けて千葉県内での練習をメディア公開した。
真夏の日差しが照り付ける午前10時半すぎ、日本代表MF遠藤航、チームの顔となるFWサラーやDFファンダイクをはじめ、英国市場最高額となる総額220億円超でレーバークーゼンから加入したドイツ代表MFビルツも元気な姿を披露した。バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決定的となっているFWルイス・ディアスの姿はなかった。
練習は午前11時からスタート。ウオーミングアップから始まり、ミニゴールを設置して3チームによるパスゲーム、中盤の組み立てからシュートまでのパターン練習、CKやロングスローからのセットプレーまで、戦術的なメニューも余すことなく公開した。絶え間なくコーチの指示する声が飛んでいた。
世界選抜のようなメンバーの中にあって、遠藤は落ち着き払った動きで存在感を見せていた。パスゲームでは的確なワンタッチパスでボールを散らし、ディフェンスとなれば素早いアプローチでコンディションの良さをアピール。26日の香港遠征でのACミラン戦(2-4負け)ではベンチ外だったが、今回は万全の状態でプレーができそうだ。
また、サラーやビルツらはあらためて技術の高さを見せつけ、鋭く正確なシュートをゴールに決めた。ファンダイクはクロスボールに打点の高いヘディングシュートでゴールに流し込むなど、普段は欧州で見せているそれぞれの特長を日本でも再現していた。
練習の合間は笑顔が絶えず、和気あいあいとした雰囲気。8月15日のリーグ開幕戦(対ポーツマス)に向け、スロット監督のチーム作りは順調に進んでいるようだ。約1時間で練習は終了。メディア対応はなかったが、翌日の横浜戦に向けて準備は整っている。

