DF板倉滉(29=アヤックス)の出場はなかった。1次リーグ(L)第3戦のスウェーデン戦で先発も、左太もも裏に違和感を訴えて前半途中で交代。その後は別メニュー調整が続いていた。1次L初戦のオランダ戦前に代表離脱した遠藤航に代わって急きょ主将に就任。チームをまとめ上げた。
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板倉はとにかく面倒見が良い。
ボルシアMG時代、後輩だったFW福田師王(カールスルーエ)を毎晩自宅に招いて食事を共にしていた。板倉はシェフを日本から呼び寄せていたため、福田に少しでもいい食事を、ということで一緒に過ごしていた。福田が明かす。「コウくんが『いつでも来いよ』みたいな感じで言ってくれるので『じゃあ行きます』と。そんな感じで行くことになりましたね。ありがたいです」。
当時、デュッセルドルフにあった板倉の自宅は日本人コミュニティーの「たまり場」になっていた。オフ前日には、美容師や不動産マンといったサッカー界以外の人々も含めた仲良しグループが集まっていたという。福田は振り返る。
「試合後のご褒美みたいな感じです。みんなでバーベキューをしたり、おいしいご飯を食べたりします。コウくんは、その中でも話す方です。たまに1人でボケたり、ツッコんだり。みんなの中心で、サッカーみたいに何でもできますね」
類いまれなバランス感覚が、遠藤離脱の非常事態でも主将を任されたゆえんかも知れない。【佐藤成】


