＜Ｖプレミアリーグ女子：パイオニアレッドウィングス３－１ＪＴマーヴェラス＞◇２１日◇大阪市中央体育館

　ＪＴは１－３でパイオニアに敗れ、通算成績は１０勝１７敗の９位で今季を終了、４チームで１席を争う入れ替え戦に回る。

　第１セットはＪＴの位田の連続のサービスエースなど５連続ポイントで勢いに乗った。タチアーナ（３０）、坂下麻衣子（２４）の攻撃も機能、２５－２２で先取した。

　しかし第２セットを１５－２５であっさり落とすと、第３、第４セットもそれぞれ２２－２５で落とし、逆転負けを喫した。

　寺廻太監督（５１）は「入れ替え戦進出という残念なリーグ成績になってしまったが、リーグ残留に向けて必死に努力をしたいと思う」とコメント。

　来季は２チーム減の８チームで争うため、８～１０位の武富士、ＪＴ、日立佐和と、下部リーグ優勝のＰＦＵで４月３、４日に神奈川・大和市の大和スポーツセンターで入れ替え戦を行う。勝ち抜いた１チームがプレミア入りするが、リーグ広報によると、今季限りで活動停止する武富士がチーム全体で移籍した場合、そのチームが入れ替え戦の成績を引き継ぐ。

　ＪＴは４月３日に日立佐和と対戦、勝てば４日に残留をかけて武富士とＰＦＵの勝者と対戦する。ＪＴの「絶対に負けられない戦い」は続く。