<箱根駅伝復路展望> 青学大の総合優勝の可能性が大きくなった。復路の青学大には実力者がそろう。7区には1万メートルでチーム1番の記録を持つ田村、8区には昨年区間賞で、昨年東京マラソン日本人2位の下田、10区は2年前の初優勝時にゴールテープを切った安藤主将が、いずれも補欠から投入される見込み。

 早大も昨年9区区間賞の井戸、光延ら有力選手を残す。33秒差。青学大と早大のマッチレースが予想される。往路3位の順大も総合優勝計11回の実績で、「復路の順大」「逆転の順大」とも言われる。3区10位から急激に順位を上げた勢いもあり、台風の目になる可能性もある。