日本勢は清田真央(23=スズキ浜松AC)、安藤友香(23=スズキ浜松AC)、重友梨佐(29=天満屋)が出場し、清田が2時間30分36秒で日本勢最高の16位だった。安藤は2時間31分31秒の17位。重友は2時間36分3秒で27位だった。

 97年アテネ大会から続いた、日本女子マラソンの入賞は連続10大会で途切れた。

 清田は「すごい悔しい。35キロから動くと分かっていたのに、ついて行けなかった自分が悔しい。代表に選んでいただいたのに結果を出せず申し訳ない。後半失速してしまったので、まだまだ力不足だと思います」と涙ながらに話した。

 安藤は「正直、20キロすぎてからのペース変化について行けなくて、自分に負けているのがすごい悔しくて。まだまだ世界との壁をすごく感じた。甘さが出たのかなと実感しています」。重友は「またここに来ることに自分にとっては大きな意味があったので、スタートに立って走れたことは良かった。結果を出せなかったのは情けない部分ですが、ここに来られたことは良かった」とそれぞれ振り返った。