女子走り幅跳びに「中立選手」として出場したロシアのクリシナが7メートル00で2位。優勝にわずか2センチ届かなかったが、7メートルジャンプは自己最高の7メートル05を跳んだ2011年以来6年ぶりで「初めてのメダル。とてもうれしい」と喜んだ。

 国ぐるみのドーピング問題でロシアは昨夏のリオデジャネイロ五輪でもチーム参加が認められず、米国が拠点で潔白を証明できたクリシナだけが個人資格で出場できた。注目を集めた同五輪では6メートル63で9位。「この結果を五輪で見せたかったが、あの状況ではチャンスがなかった」と、ロシアから19選手が個人資格でエントリーした今大会は実力を発揮した。