ジャカルタ・アジア大会(18日開幕)に向けた陸上の男子短距離合宿が3日、山梨県内で公開された。

 山県亮太(26=セイコー)は7月の欧州遠征を左脚の違和感で早期帰国したが、もう万全を強調。「アジア大会へ向けて雰囲気も高まってきた。楽しみ」と語った。

 5大会ぶりの頂点を狙う男子400メートルリレーでは第1走者を担う。「金メダルを目指し、19年世界選手権、20年東京オリンピック(五輪)に弾みになるレースをしたい」と意気込んだ。第2走者の多田修平(22=関学大)にバトンを渡す。新たな連係となるが「大きな問題はなさそう」。今後、走り出しのタイミング、バトンを受け渡す腕の位置など微調整を続け、本番までに仕上げていく。