陸上男子短距離の飯塚翔太(27=ミズノ)が2日、羽田空港着の航空機で米・シカゴ合宿から帰国した。

当初は前日1日に帰国予定だった。ただ、マイナス30度にも及び「外に5分出てはいけない」と言われたほど寒波の影響で飛行機が欠航となった。ニューヨークを経由し、帰国が1日遅れた。

中1日となる4日にはメキシコの高地合宿に出発する。そのままシカゴからメキシコ入りすることもできたが、3日に国内でテレビ収録の取材が入っていたため、1度、帰国したという。取材はキャンセルすることも可能だったそうだが、当初から入っていた予定。強行軍も律義に引き受けた。時差ぼけも心配されるが、「明後日、寝ていくだけなので。ちょうどいいと思います」と笑い飛ばした。

シカゴでは11年末からテニス男子の錦織圭(29=日清食品)の理学療法士を務めるロバート・オオハシ氏の元で2日間トレーニングをした。15年オフにも指導を受け、その半年後には200メートルで日本歴代2位となる20秒11を出した。今回も「いい流れになれば」と話した。