日本陸連は13日、日本選手権(27~30日、博多の森陸上競技場)のエントリーリストを発表した。

男子短距離のサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)は100メートル、200メートルにエントリーした。今季ベストである100メートルの9秒97(日本記録)、200メートルの20秒08はともに出場選手の中でトップとなった。サニブラウンの国内レースは、今回と同じ2種目で初優勝を果たした17年6月の日本選手権以来2年ぶりとなる。

桐生祥秀、小池祐貴、飯塚翔太も2種目にエントリー。山県亮太は自己記録10秒00の100メートルのみ。多田修平、ケンブリッジ飛鳥ら有力選手が勢ぞろいする100メートルの決勝は、28日午後8時30分にスタート。同選手権初の「9秒台決着」の可能性もある。