25位に終わった箱根駅伝の『元祖山の神』今井正人(35=トヨタ自動車九州)は、再挑戦に気持ちを切り替えた。

前半から第2集団から後れる苦しいレースで、後半も追い上げ切れなかった。「ズルズルといってしまった。やっとゴールした感じで本当に悔しい。気持ちは切れなかったけど、体がついていかなかった」。

オリンピック(五輪)出場を期待されながらロンドン、リオデジャネイロと選考レースで敗れて悔しい思いをしてきただけに、あきらめるつもりはない。

「今後は冷静になって考えたいけど、前は向いています。まだチャンスはありますから、その準備をしっかりしたい」と、早くもラストチャンスに目を向けていた。