陸上の世界選手権ドーハ大会に出場する男子20キロ競歩代表の山西利和(23=愛知製鋼)が28日、羽田空港で出国前に取材に応じ、「いよいよだなという気持ち」と気持ちを高ぶらせた。

日本人最上位かつメダルを獲得すれば20年東京オリンピック(五輪)の代表に内定するが、「世界選手権という、世界一を決めるレースのスタートラインに初めて立てる。この機会を大事にしたい」。まずは目の前の試合に集中する構えだ。7月のユニバーシアードを制した池田向希(21=東洋大)は「優勝して東京五輪内定をつかみたい」と意欲的に話した。