日体大は22日、陸上部の男子駅伝監督に玉城良二氏(58)が7月1日付けで就任すると発表した。

横山順一監督は兼任していた部長に専念する。

玉城氏は長野東高の監督として、全国高校女子駅伝に23回出場し、17年、18年は2年連続準優勝を果たした。日体大のOBでもあり、84年の箱根駅伝では10区区間3位で、総合2位に貢献した。

日体大は18年9月に渡辺正昭監督が暴力行為などのパワーハラスメントで解任された。その後は棒高跳びが専門の小林史明氏、当時80歳の渡辺公二氏が指導を担う形になるなど、指導陣が固まらない状態が続いていた。箱根駅伝では過去10度の総合優勝を誇るが、今年は17位に沈んでいた。