日本陸連は29日、来月1~3日に行われる日本選手権(新潟)の欠場選手を発表した。

男子100メートルは、自己記録10秒00の山県亮太(28=セイコー)が右膝の痛みと違和感のため。男子400メートルを2連覇中のウォルシュ・ジュリアン(24=富士通)も出場を見送る。8月のセイコー・ゴールデングランプリのレース中に左太もも裏を肉離れしており、回復へ向かっているが、大事をとった。

男子1500メートルは日本歴代2位3分37秒90の自己ベストを持つ戸田雅稀(27=サンベルクス)、森田佳祐(24=小森コーポレーション)。女子100メートルは2年前の覇者・世古和(29=クレイン)、日本歴代2位の11秒32の自己ベストを持ち、7年ぶり出場の期待が懸かった高橋萌木子(31=ワールドウイング)。女子7種競技の日本選手権(26~27日・長野)で負傷したヘンプヒル恵(24=アトレ)は、女子走り幅跳びと100メートル障害にエントリーとしていたが、回避となった。また女子走り高跳びの高橋渚(日大3年)も欠場する。