元乃木坂46の衛藤美彩を姉に持つ国学院大の木付琳(4年)が、2区(5・8キロ)で16分16秒の区間賞を獲得し、チームをトップへ押し上げた。

先頭の青学大とは8秒差の6番手でタスキを受けた。5キロ手前で、前を走っていた青学大と早大に追いついた。勢いに乗って、スパートを仕掛けた。トップで3区の藤木宏太(4年)に笑顔でタスキを託した。

「スタートする前から区間賞とトップ通過は頭に入れていた。いいイメージで走りだした。想定通り100点の走りができた」と振り返った。

昨年は中止となった出雲駅伝。国学院大は19年大会に続く、連覇を目指す。3年生から主将を務める男が仕事を果たした。