駒大が2連覇を達成した。5時間12分58秒で14度目の優勝を果たした。駒大が持つ歴代最多優勝記録をさらに更新した。

7区のエース田沢廉(3年=青森山田)は4位から一気に首位に立ち、優勝の立役者となった。日本選手初の50分台をたたき出し、50分36秒の区間賞を獲得した。一問一答は次の通り。

-走りについて

後輩たちがめっちゃいい走りをしていたので、区間記録を狙ったが、後半落ちてしまった。でも、自分なりにチームの流れを変えられて、優勝に貢献した走りができたかと思います。

-出雲では5位だった

いろいろな人の気持ちを考えた走りが足りなかったり、自分(=田沢)頼みになっているのではないかなど、反省点が上がった。ミスしない走りと責任ある走りをしようと全員で心掛けました。

-連覇がかかる箱根駅伝に向けて弾みがついたのでは

ベストではないメンバーで勝てたことはすごく大きい。昨年も全日本大学駅伝で優勝し、箱根駅伝も頑張ろうと弾みがついた。今年までこのいい流れを持っていきたい。(ケガした)主力がどこまで戻るか分からないが、オレらもいけると自信につながったはず。いけるのでは。

-予想以上に活躍した選手は

(6区)安原(太陽)とか。(4区)赤星(雄斗)とか。(1区)佐藤も(中大)吉居に勝つ走りで結果を出した。中間層が耐えてくれた。

-箱根での個人の目標は

立場的に日本人トップは最低限。区間新は厳しいかもしれませんが、区間賞は取ります。