第98回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日に発表され、あわせて監督トークバトルがオンラインで行われた。

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順大の長門俊介監督(37)は、箱根のキーマンでもあり、今夏の東京五輪で男子3000メートル障害で7位入賞を果たした三浦龍司(2年)の活躍を振り返った。

長門監督は現地で三浦をサポート。「決勝に残ることが目標でしたし、陸上競技の最初のしょっぱなの種目でしたので、彼にはフレッシュな走りを求められるのかなというところで。日本人がこのトラック種目で世界と肩を並べて戦える時が来たんだなというのは、本当に感動しました」と話した。

これにはライバルとなる青学大の原晋監督(54)も「三浦選手の走りには、私も感動しましたよね。普通の少年なんですよね。その少年が世界で戦うわけですから。いやー、あっぱれですね。素晴らしい、私自身感動させていただきました」とたたえた。

三浦の現在の1万メートル公認最高記録は28分32秒28だが、長門監督は「ぶっちゃけ、27分40秒ぐらいは簡単に行っちゃうと思います」ときっぱり。オリンピアンとなった三浦が、今度は箱根で熱い走りを見せてくれるはずだ。