前回に続き今回の箱根駅伝もコロナ禍の開催で、コース沿道での観戦は自粛が要請される。大会の新型コロナウイルス感染対策のキャッチコピーは、前回と同様に「応援したいから、応援に行かない」。しかし前回も、例年より80%以上も減ったとはいえ、約18万人もの人が沿道で観戦した。

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この要請に伴い、各校のOBや応援団の沿道からの活動も一切禁止され、コロナ禍以前に見られたゴール地点での円陣や声かけも、前回同様に禁止されている。ただし前回禁じられた胴上げは、今回の感染症防止対策の諸連絡には記載されておらず、2季ぶりに優勝の胴上げが見られるかもしれない。

12月12日以降に感染の疑いがある症状が出た場合、当該選手は出場できない。また、関係者でも会場への入場は認められなくなる。濃厚接触者と認められた者に対しても、期日によって細かく制限が与えられる。