新潟の小海遥(第一生命グループ)が1区(6キロ・たけびしスタジアム京都~衣笠校前)を19分06秒(速報値)で走りきり、区間賞を受賞した。残り1キロでラストスパートを仕掛け、後続を突き放した。新潟県勢として、初めて1区で区間賞獲得となり、「上位で持ってこれたのでうれしかったです」と声を弾ませた。

ゆるやかな風が吹く中、2キロ過ぎから愛知・山本有真(名城大)ら5人で先頭集団を形成した。第2集団を離しながらレースを展開。小海は5キロ地点でギアを上げ、2位の愛知に10秒差をつけてタスキをつないだ。

レース後は「最初の入りのペースから少し早いと感じていたので、足が動いたら先頭に着いていこうと思って走りました」と振り返った。

「区間賞を目標とはしていなかった」と打ち明けつつ、「新潟の中学生、高校生に上のほうの順位でレースを走ってもらいたい気持ちがありました。上位で持ってこれたのでうれしかったです」と笑顔を浮かべた。

レースは午後0時30分に号砲が鳴り、全47チームが42・195キロを争う。

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