3年ぶりに青梅マラソンが開催され、男子30キロで名取燎太(24=コニカミノルタ)が優勝を収めた。1時間31分57秒でゴールし、2位の岡本直己(38=中国電力)に4秒差をつけて逃げ切った。

25キロ過ぎで勝負をかけた。小雨が降る中、序盤から口町亮(28=SUBARU)や橋本尚斗(23=大塚製薬)らと先頭集団を形成。名取はアップダウンのあるコースでもペースを保ち、25キロ過ぎで飛び出した。

一時は岡本に追いつかれたが、そこからさらにギアをアップ。右手を突き上げてフィニッシュテープを切ると、さわやかな表情でかみしめた。

3位に橋本が1時間32分29秒でつけ、4位には口町が1時間32分53秒で入った。学生トップは早大・伊福陽太(2年)で、タイムは1時間33分05秒だった。