<陸上:世界選手権>◇第2日◇20日(日本時間21日)◇ブダペスト◇男子100メートル決勝

日本短距離界の歴史を塗り替え続けるサニブラウンは、トラック外でも奮闘してきた。今年4月に東レと所属契約を締結し、プロ活動を本格化。「少しでも陸上を好きになってもらえる取り組みをしたい」との思いから、日本選手権では準決勝と決勝のチケットを約100人分、購入。「コロナ禍の変化もあった中、実際にレースを見て臨場感を楽しんで」と子供たちをスタジアムに無料招待した。

アスリートとして何ができるのか-。そう問い続けるのは、高校卒業後に単身で米国へ渡り、グローバルな視野を備えたからこそ。他競技の盛り上がりも契機になった。サッカーW杯や野球のWBCで日本列島が熱狂した姿に触発され「結果は大切だけど、子供たちを会場に招待したり、応援する楽しさを実感してもらうことも必要」と陸上界の発展にも力を注いでいる。【陸上担当=藤塚大輔】

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