雪もちらつく寒空の中、マラソン初挑戦の近藤亮太(25=三菱重工)が日本人トップとなる2位でフィニッシュした。初マラソン日本最高となる2時間5分39秒。歴代でも日本人5位の好記録で走り抜いた。

9月の世界選手権東京大会の代表対象レース。その参加標準記録2時間6分30秒も、大幅に破った。

「率直にうれしいなという気持ちと、本当に今まで多くの方々の力添えがあって、このスタートラインに立つことができた。感謝を伝えたい」と、喜びの第一声をあげると、レース展開を振り返った。

「僕がもう、35キロ手前くらいから脚がつりそうで、力を使わないことだけを(考えた)。ちょうど集団のペースも落ちていたところで、脚が止まらないように、他の選手の様子を見るというよりも、自分との戦いの中でレースを進めた」

最終盤はエチオピア勢との争いになった。

「前の選手もあまり動いていない中、自分は結構余裕はあった。まだまだいける気持ちと、絶対に勝ちきってやる気持ちがあったが、最後は敗れて悔しい」

27キロまで先頭集団25人がつける混戦。日本記録を上回るペースでレースは進んだ。ペースメーカーが外れた30キロすぎからペースが上がったが、海外勢に食らいついた。

35キロ地点で第2集団が先頭に追いつき、8人で引っ張る展開に。39キロすぎから激しい日本人トップ争いが続く中、近藤が大幅にペースを上げて海外勢に迫る。残り1・2キロで海外勢までも抜き去って先頭に立つ積極的な走りを披露した。

近藤は「もし選ばれるようなことがあれば、日本代表の名に恥じない走りがしたい」と胸を張った。

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