24年パリ五輪金メダルの北口榛花(27=JAL)が予選敗退となり、全種目を通じて日本女子初となる連覇を逃した。60メートル38で全体14位となり、上位12人による20日の決勝へ進めず。自身の日本記録をちょうど7メートル下回った。

今季は6月に右肘痛を発症。約2カ月実戦を離れた影響は大きかった。世界大会2年連続金メダリストもケガには抗えず「精神的にも苦しい面がたくさんあった」と吐露。リハビリ期間には体幹や下半身強化に努めてきたが「なかなか全力で投げ切る練習はできなかった。試合から遠い練習ばかりになった」と目に涙をためながらやや憔悴(しょうすい)気味に振り返った。

それでも世界女王は、満員の中での競技に「すてきな東京世界陸上という(今季の)ゴールをくれたからこそ頑張ることができた。すごく感謝しています」と感激。大会は残り2日となるが「まだ日本代表選手が出る。しっかり最後まで応援していただけたらうれしいです」と気丈に応援を呼びかけていた。

【世界陸上】北口榛花「長い休み必要かも…」涙の予選敗退 3年連続世界女王逃す/一問一答