初出場の吉川絢斗(24=サンベルクス)が1時間19分46秒で日本勢トップの7位入賞を果たした。
「右耳が聞こえなくなるぐらいのすごい応援だった。今日は中学、高校、大学の仲間たち、高校の恩師も審判に入ってくれて、ゼミの先生や友人、家族もみんな来てくれた。その中で歩くことができて、本当に幸せな1時間20分でした」
先頭集団から離されながら、中盤以降も粘りの歩きを披露。初の世界大会で入賞を収め「メダル目指していたのですごく悔しいですが、後半勝負でうまくはめることができて、最低限入賞できた。そこはすごく良かった」とさわやかな笑みを浮かべた。
吉川はかねて俳優織田裕二が好きと公言。この日のレース後にも「踊る大捜査線も見てました。会いたいですね。東京ラブストーリーとかも見てて。ちなみに僕は赤名(リカ)さん推しです!」と、織田が出演した1991年放送の名ドラマへの思いもあふれさせた。
4日の壮行会では、今大会スペシャルアンバサダーの織田と一緒に集合写真を撮影する機会にも恵まれた。交流するチャンスだったが「まだまだ僕は注目選手じゃないので…」と端のほうで控えめにパシャリ。「一緒には撮れていないです。これからもっと頑張っていきたいです」と、ちょっぴり悔しそうにほほ笑んだ。
「将来的には五輪のメダルを目指して、この経験をつなげていきたいです」
堂々の入賞を収めた競歩界の新星。憧れの織田とツーショットを撮れる日も、近いかもしれない。

