男子400メートルリレー予選で“リレー侍”日本(小池-柳田-桐生-鵜沢)は、38秒07の組3着で21日午後9時20分開始の決勝へ進んだ。各組3着以内で着順で突破。確実なバトンパスで全体5番目のタイムを残した。19年大会銅メダル以来3大会ぶりの表彰台へ向け、3走の桐生は「歓声がもっと上がるようにメダルを取りたい」と力を込めた。

経験豊富なベテランが役割を果たした。股関節骨挫傷でサニブラウンが本調子ではない中、13日の男子100メートル予選終了後に1走を告げられた30歳小池が好スタート。2走柳田へのバトン渡しは「事故レべルで詰まった」というが、3番手の好位置でつないだ。16年リオ五輪銀の桐生も曲走路の3走を冷静に走り、4走鵜沢は組トップタイの9秒07。桐生は予選敗退した100メートルからすぐにリレーに切り替えて調整したといい「バトンを安全に渡せて予定通り」とうなずいた。

前回23年大会銀のイタリア、銅のジャマイカ、パリ五輪銀の南アフリカ、銅の英国と強豪が敗退。6年ぶりのメダルへ追い風が吹いている。同じ走順が濃厚の決勝では「パトンパスを鋭くしたい」と桐生。攻めの走りを貫き、34年ぶり東京開催の最終種目を、歓喜で締めくくる。【藤塚大輔】

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