田中希実(26=ニューバランス)が15分7秒34の12位となり、2大会連続の入賞を逃した。

取材エリアでは報道陣がどよめく一幕もあった。田中は14日に1000、16日に800メートルのタイムトライアルを実施したといい「1000メートルのトライアルをしたらベストが出た。翌々日に800のタイムトライアルをしたらベストが出た」と打ち明けた。

報道陣から驚かれると「アホちゃうかなんですけど」と関西弁で苦笑い。ただ「私にとっては理屈じゃなくて、火事場の力を出したかった」とし、5000メートルへ向けての思いの強さがタイムに表れたと説明した。

この日はラスト1周を7番手で迎えたが、スパート合戦についていけず。最後は「へなへなになってしまった」とペースを落としながらフィニッシュした。

取材では約18分にわたって複雑に絡み合う胸の内を言葉にしつつ「今日の私の等身大の実力を出せたと思う。タイムや順位というよりも、走り方を含めて全部が私」と終始晴れやかな表情でうなずいていた。

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