世界陸上大邱大会最終日の4日午前9時にスタートする男子マラソンに出場する日本代表が2日、韓国・大邱市内で会見した。

 3月のびわ湖毎日マラソンで代表の座を射止めた堀端宏行(24=旭化成)は、その後も順調に調整が進んだことに自信を示した。体重は72キロから69キロに絞り込み、スピード練習も強化。5年以上も更新できなかった、5000メートルと1万メートルの自己ベストも更新したという。「ハイペースの展開になると思うけど、どこまで我慢できるか。仮に集団から落ち、1人で走る展開になっても走れると思う」。目標は他選手同様、入賞を目指すという。宗猛監督も「私としても自信をもって送り出せる」というマラソン5回目の189センチの長身ランナーが、満を持して飛び出す。