<第86回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 95年以来15年ぶりの総合優勝を目指す山学大が、トップの東洋大と3分36秒差の2位となった。4区の後藤が区間14位に沈んだが、2区の高瀬無量(3年)、5区の大谷康太(4年)が好走。往路優勝こそ逃したが、最近では2位は03年往路優勝に次ぐ好記録。3分36秒差は大差だが、上田監督は「駅伝は何が起こるか分からない。柏原に脱帽しているわけにはいかない」と、復路に15年ぶりの夢を託していた。