GP2勝目を狙う19歳の本郷理華(邦和スポーツランド)が、自己ベストの65・79点で2位につけた。

 サーカス劇団シルク・ドゥ・ソレイユの「キダム」の幻惑的な曲に乗って、長い手足を存分に振った。冒頭のフリップ-トーループの2連続3回転で勢いづき、その後のジャンプも大きなミスなく乗り切った。

 今季初戦の10月のフィンランディア杯で作った自己記録を0・04点の更新。所属先の先輩、鈴木明子さんの指導を受け、演技力に磨きがかかった。会心の滑りに、本郷は「最低限65点は出したいと思っていたので、それを超えられたのは良かった」と喜んだ。