日本馬術連盟は1日、ドイツ・ハーゲンで馬術・障害飛越のリオデジャネイロ五輪日本代表選考会を行い、杉谷泰造(39=杉谷乗馬ク)の6大会連続出場を決定した。

 12年ロンドンでもコンビを組んだアヴェンツィオ(せん17)との人馬で選出。リオ五輪出場となれば柔道の谷亮子や、アーチェリー山本博を超えて日本人最多出場記録を更新することになった。

 杉谷は「6回ということについては、あまり意識していなかったのですが、そろそろいい成績も出さなくてはいけないなと思っています」と話した。リオでの目標は10位以内で、20年東京も視野に入れている。「リオでは過去の自己ベスト(04年アテネ16位)を超える成績を出し、ここをステップにして東京につながるように頑張りたいと思います。リオ、東京に向けてこれからももっと頑張ります」と話した。

 代表は4人で、武田麗子(31)は2大会連続、枡井俊樹(46=乗馬ククレイン)と福島大輔(38=STAR HORSES)の初出場も決定した。