世界ランキング11位の日本が、19年W杯日本大会の1次リーグで同じA組に入った同4位アイルランドに22-50で完敗した。前半24分に一時退場で数的不利になると、そこから8分間に21点を奪われ、試合が決した。

 日本代表で唯一の大学生、FB野口竜司(21=東海大)が後半19分、3人をかわして右中間にトライを決めた。10日のルーマニア戦に続き、2戦連続で先発出場。最年少ながらも攻守の判断力に優れ、安定したプレーを見せたが「トライを取るキャラではないので、たまたまです…」と苦笑い。世界との差を痛感するも「この日の反省を生かして次戦に臨みたい。経験値を上げて代表に残れるような選手になりたいです」と気合を入れた。