リオデジャネイロ五輪代表の古賀淳也(29=第一三共)は今季自己ベストとなる24秒44の全体2位で、8年ぶりの決勝進出を果たした。

 準決勝2組目、ロケットスタートをきった古賀は体半分抜け出すとリードを保ち、同組1位フィニッシュ。最後のタッチが若干流れたものの好調ぶりをアピールした。

 古賀は「ラスト5メートル流した。周りを見て思ったより上がってこなかった。1位通過が目標だったので残念だったけど、自分が思い切りぶつかっていって、かえしてえてくれる選手(1位通過のラクール)がいるので幸せを感じる。(決勝は)隣り同士、一騎打ちでは負けたことがないので決勝は日本新記録、24秒1を目指して頑張りたい」と自身の持つ24秒24を大きく上回る日本新で悲願の金メダルを奪い取るつもりだ。