女子4階級が行われ、60キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、69キロ級の土性沙羅(東新住建)、48キロ級の須崎優衣(東京・安部学院高)、53キロ級の向田真優(至学館大)の4人がそろって決勝に進出し、銀メダル以上が確定した。

 日本勢は前日に非五輪階級の55キロ級で奥野春菜(至学館大)が金メダル、75キロ級で鈴木博恵(クリナップ)が銅メダルに輝いており、女子の全8階級のうち6階級でメダル獲得となった。

 非五輪階級の60キロ級で昨年のリオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルの川井梨は4試合を勝ち、69キロ級でリオ五輪金メダルの土性は初戦の2回戦でフランス選手に辛勝し、その後2試合も勝った。

 48キロ級の須崎は3試合連続のテクニカルフォール勝ちで進出した準決勝で北朝鮮選手を下した。53キロ級で昨年の世界選手権55キロ級優勝の向田も4試合を勝った。