2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、大会のハイライトの一つとなる開会式と閉会式の演出を手掛けるチームをつくり、映画監督で「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで知られる山崎貴氏(53)ら複数の専門家を起用する方向で最終調整していることが20日、関係者への取材で分かった。

 ◆山崎貴(やまざき・たかし)1964年生まれ、長野県出身。2005年、東京タワーが完成した58年の東京を舞台にした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が大ヒット。ほかの代表作に「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」など。最新作は「DESTINY 鎌倉ものがたり」。高度な映像表現であるVFX(視覚効果)の第一人者。12年に映画監督の佐藤嗣麻子さんと結婚した。