平昌(ピョンチャン)オリンピックのスピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒(31=相沢病院)と同銀メダリストの李相花(29=韓国)が19日、都内の駐日韓国文化院で行われたトークショーで再会した。

 五輪では、3連覇を果たせず感極まっていたレース直後の李の肩を小平が優しく抱いたシーンが感動を呼んだ。李は「激励を受けたので、涙がさらに多く出たかもしれない」と振り返り、小平の集中力や気遣いを称賛。小平は、世界記録を持つ2つ年下のライバルの印象を「普段2人で話している時と、リンクでの風格のギャップがすごい。普段はすごく女の子という感じ」と笑顔で語った。