レバンガ北海道は84-97で千葉ジェッツに敗れ、Bリーグ開幕後初の6連敗となった。通算25勝32敗で、東地区最下位の6位。この日、西地区4位の滋賀が敗れたため、3地区合わせてのリーグ戦下位4チームが対象となる残留プレーオフに回る可能性は消滅した。

 マーク・トラソリーニ(27)が今季自己最多42点を記録。Bリーグ通算1000得点を達成するなど奮闘も、最後は突き放された。千葉には一昨年秋のBリーグ開幕から14連敗。トラソリーニは「(敗戦で)フラストレーションはたまるが、今日はシュートタッチがよく、その部分では気持ちよくプレーできた」と試合を振り返った。水野宏太監督(35)は「チームが1つにならないといけないときになりきれなかった」と敗因を挙げた。

 リーグ戦は残り3試合。折茂武彦選手兼社長(47)は「自分たちでなんとかこの負けから勝ちに変えて、いい形で今シーズンを終わりたい」と切り替えた。来季のために、最後は気持ちよく締めくくる。