日本体操協会の具志堅幸司副会長(61)が30日、宮川紗江(18)への暴力指導で無期限登録抹消となった速見佑斗コーチ(34)の早期復帰を願った。

「無期限の登録抹消は重いと思われるかもしれないが、戻れるということ」と説明。20年東京五輪を目指して「反省し、暴力がなくてもコーチができるということを学んで、早く戻ってほしい」と話した。

実は、速見コーチは具志堅氏の教え子。「日体大の監督時代に4年間指導した。いつも一生懸命で、一途に体操に打ち込んでいた」と、懐かしそうに話していた。