10月5日、F1第17戦日本GPのフリー走行が行なわれた。台風25号の影響による雨が心配されたが午前・午後のセッションともにドライコンディションで行なわれ、2位以下に50ポイント差をつけタイトル争いをリードするルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が1分28秒217のトップタイムを記録した。

土曜日は雨、日曜日は晴れが予想される中、ハミルトンは午前中から勢力的に走り込み、計56周を走行。終始フェラーリ勢やレッドブル勢を圧倒して首位発進を決めた。

トロロッソ・ホンダの2台はスペック3のパワーユニットを搭載して確認走行を行ない、午前はピエール・ガスリーが他車より硬いソフトタイヤで11位、午後はブレンドン・ハートレーが10位タイムを記録した。ガスリーは燃料タンクにトラブルが発生し内部パーツの交換を強いられたため大幅に走行時間をロスし15分ほどの走行となってしまったが、ハートレーは順調に走行を重ねて10番手タイムを記録している。(米家峰起通信員)