バスケットボール男子日本代表が21年ぶりに予選を突破してW杯出場を決めたことを受け、国際バスケットボール連盟(FIBA)中央理事会メンバーのインゴ・ワイス財務部長(55)が27日、20年東京五輪の開催国出場枠について「男女ともに出場するチャンスについて、私は楽天的にとらえている」と回答した。

日刊スポーツの取材に応じたもので、3月30、31日に行われる同理事会で最終判断が下される見通し。

ワイス氏は、15年に発足した日本協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)で川淵三郎氏とともに活動した人物。「日本バスケの明るい展望、日本協会が取り組んでいることをチームがコート上で結果を成し遂げた。日本が、困難な状況に直面しても発展し続けたことにとても満足している」ともコメントした。

男子は44年ぶり、女子は2大会連続の五輪へ、あとは朗報を待つだけだ。