日本ホッケーリーグの年間表彰式が17日、都内で行われた。日本協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまがご臨席する中で、年間最優秀選手賞、ベストイレブン、新人賞など各賞が発表された。

最優秀選手賞は男子がMF瀧上諒大(りょうた、22=天理大)、女子がFW清水美並(26=ソニー)で、ともに初受賞となった。

東京五輪を控える女子代表「さくらジャパン」でも活躍が期待される清水は「率直にうれしいです。ストライカーなので、代表でも点をとることにこだわりたい」と意気込みを口にした。

会場には特設ブースが設置されて、1932年(昭7)ロサンゼルス五輪で男子が獲得した銀メダルが展示された。銀メダリスト宇佐美敏夫さんの長男栄男さんと孫の実さんから借り受けたもので、この日は2人も出席した。「サムライジャパン」のアイクマン監督は銀メダルを手に取って「ジャパンのヒストリー。これを目標に近づきたい」と闘志を新たにしていた。