新型コロナウイルスの影響で一時中断して14日から無観客で再開したプロバスケットボールBリーグは15日、千葉－宇都宮戦（船橋アリーナ）を急きょ中止にすると発表した。14日にも他会場で行われた1試合が中止となり、2日連続のアクシデント。「この試合の取り扱いについては、別途Bリーグから発表があります」と無観客の会場にアナウンスがあった。詳しい理由については、リーグ側が今後会見で説明する。

宇都宮の選手は試合前からコートでウオーミングアップをする一方、千葉の選手たちは一向に現れなかった。試合開始直前の午後3時5分ごろには「本日の試合はリーグが協議を行っておりますので、しばらくお待ち下さい」と場内アナウンスがあった。その後、宇都宮の選手たちも控室へ引き揚げた。午後4時15分ごろには「リーグ、両チームとの協議の上、中止となりました」と正式に宣言された。

Bリーグでは14日、川崎－北海道戦（神奈川・とどろきアリーナ）を突然中止と発表。北海道の3選手が試合前に発熱症状を伴う体調不良を訴えていたことから、リーグ側は重く受け止めた。同リーグ広報責任者の増田匡彦氏は「（試合は）むりやり開催するものではないと決断した」と説明していた。