B1新潟アルビレックスBBは20日、SG今村佳太(24)の契約満了、退団を発表した。2月に東京オリピック(五輪)の日本代表候補にも挙がった次代のエースが移籍することになった。

今村は球団を通じて「本当に難しい決断でしたがプロバスケットボール選手として、1人の人間として成長した姿を見ていただけるように頑張ります」とコメント。チームが変革期を迎えた中、地元長岡市出身の今村はPG五十嵐圭(40)に次ぐスター候補だった。新潟経営大4年の17年11月に入団。18年には日本代表入りを果たした。19-20年は39試合の出場で1試合平均出場時間29分12秒、同得点は10・9点。合計425得点は今季のチーム在籍日本人選手最多だった。小菅学社長(46)は「4月初旬より幾度となく交渉を重ねてきましたが、このような結果となり非常に残念です」と話した。

新潟は20日までにPFラモント・ハミルトン(36)、PFニック・パーキンズ(23)、PFエグゼビア・ギブソン(31)の契約満了、今季限りでの退団を発表。3選手は自由交渉選手リストに公示された。また、SG石井峻平(24)と来季契約に合意したことも発表された。