バスケットボール女子のWリーグが18日、東京・大田区総合体育館で開幕し、昨シーズン1位のENEOSが77-60で同3位の富士通に勝利し、12連覇に向け好発進した。新型コロナウイルス感染拡大を避けるため、今季は全12チームを東西6チームずつに分け、同一会場で試合を行う。

屋内競技のリーグ戦とあって、万全のコロナ対策がなされた。8月にはリーグの所属選手が感染した。リーグ関係者は「安全に観戦できるように、できる限りのことをやっていきたい」と対策をして、3月までの全試合消化を目指す。

一部の試合を除き、有観客で行われる。開幕戦のチケットは完売。会場は収容人数約3000人のところ、約6分の1となる489人が観戦した。2階席は3席分の間を空けて座り、ハイタッチやタオルを振っての応援、選手個人の横断幕も禁止。拍手のみの応援が可能とされた。