国際スケート連盟(ISU)は7日、フィギュアスケートの各国選手情報を更新し、ロシアの有力選手も新コーチの名が記された。

18年平昌五輪女子銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(20)はカナダのブライアン・オーサー・コーチからエテリ・トゥトベリゼ・コーチの下に“復帰”。一方、トゥトベリゼ・コーチの指導を受け、昨季シニア1年目でグランプリ(GP)ファイナルや欧州選手権を制したアリョーナ・コストルナヤ(17)、世界ジュニア選手権2連覇の経験を持つアレクサンドラ・トルソワ(16)のコーチ欄には、06年トリノ五輪男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ氏(37)の名が記された。

新型コロナウイルスの影響で、今季のグランプリ(GP)シリーズは「1人1大会」「母国か練習拠点国、および近隣国の大会に出場」などの制限が付いている。3選手はそろってGP第5戦のロシア杯(11月20~22日、モスクワ)にエントリー。同杯はロシア選手権2連覇中のアンナ・シェルバコワ(16)や、元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(23)らを含めた、ハイレベルな戦いとなりそうだ。