全日本ジュニアを制した松生理乃(16=愛知・中京大中京高)がショートプログラム(SP)4位からフリー2位の133・23点、合計198・97点の高得点をマークし、総合3位となった。

前日のSPでは一番滑走で登場し、この日は本人も「びっくり」という第2グループでの演技。はつらつとした動き、ピンクの衣装も鮮やかに最初から最後まで滑りきった。後半の連続ジャンプ(3回転ルッツ-2回転トーループ、3回転フリップ-3回転トーループ-2回転トーループ)も見事だった。

-演技を終えて

昨日はそんなに上にいけると思ってなくて、第2グループに入ったことですごく驚きで、緊張はしたんですけど、うれしいことなので、堂々と滑れたらいいなと思って、それができたので良かった。

-内容は

ループでステップアウトして、それは悔しいですけど、他のJは危なげなかった。ジャッジさん、お客さんへのアピールもできた。全体的には良かった。

-課題は

シニアの選手の滑りをみて、すごく大きく滑っていると感じたので、次の試合では大きく、滑りが強くなれたらいいなと思います。同じ試合にでると、普段一緒に滑れない選手と滑れるので参考になるし、良い経験ができた。