NBA東地区のプレーオフ(PO)進出決定戦(プレーイン・トーナメント)が行われ、八村塁が所属するウィザーズ(レギュラーシーズン東地区8位)がペーサーズ(同9位)を下してプレーオフ進出を決めた。

日本選手がプレーオフに進むのは初めて。八村は先発して約25分半の出場で18得点、4リバウンド、2アシストで勝利に貢献した。

負ければシーズンが終わる一戦で、八村は序盤から得点を重ねた。3点シュートを立て続けに決めるなど、第1クオーター(Q)だけで8得点。前半終了間際のジャンプシュートで2桁得点に乗せた。第3Qにはボールを右手でわしづかみにしてのレイアップを決めるなど、豪快なプレーでチームを盛り立てた。

3季ぶりにプレーオフに進出するウィザーズは1回戦で、レギュラーシーズン東地区1位のセブンティシクサーズと23日(日本時間24日)から戦う。

◆NBAプレーオフ 東西各地区の成績上位8チームによって争われるトーナメント。第8シードで進出したウィザーズは、第1シードのセブンティシクサーズと23日(日本時間24日午前2時)に敵地で第1戦を行う。4戦先勝方式で行われ、1回戦、地区準決勝、地区決勝と勝ち上がった東西の王者が決勝(ファイナル)で激突。最終戦までもつれた場合、東京五輪開幕直前の7月22日まで行われる。