3年ぶりの優勝で18年以来となるGPファイナル(12月、大阪)進出を決めた宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が、試合後のインタビューで笑いを誘った。

フリーもトップの187・57点を記録し、合計290・15点。フィジカル面での強化を問われると「特にこれといって…。ダイエットは割としているんですけれど、スケートのためより、自分が太っているのが嫌で、頑張っている気になる」と口にし、こう続けた。

「(減量は)2キロぐらい。レッドブルを2~3本飲んでいたんですけれど、ミルクティーとジュースがやばくて、水とお茶だけにしたらすごく痩せました」

そんなユーモアを口にしながらも、今後に向けて2日間で得たものは大きい。

「僕が世界一になれる実力を持っていると信じてくれているステファン(・ランビエル・コーチ)や、いろいろな人の期待に応えたい。調子が上がってきたので、やった分だけ成長できる。こんなに楽しいことはない。今は生活の全てをスケートに向けてやっています」

3年ぶりのGPファイナルへ、さらに自らを高める。